2011年11月

第2922号 2011年11月16日号

地域協働で防災体制
　池袋西口駅前で消防演習

　池袋消防署は11月15日、秋の火災予防運動にあわせ池袋西口駅前で大規模な消防演習を行った。同署は先の9月1日に地元の池袋西口商店街連合会（三宅満会長）と「地域の防火・防災安全体制強化の推進に関する協定」を結んでおり、今回その協定に基づく初の具体的取組みとなった。

　午前9時、大地震により東武百貨店より火災発生。はしご車、救助車、救急車、消防団ポンプ、町会ポンプなど資機材が駅前にスタンバイ。参加機関は池袋消防署、池袋消防団、池袋西口商店街連合会、災害時支援ボランティア、東武百貨店、池袋駅前事業者ら。

　高所からの救出、救助された人の応急手当、救命処置、けが人の搬送、町会Ｄ級ポンプの活用、東武百貨店の自衛消防訓練など一連の活動が披露され、見物の市民から時折拍手が沸いていた。

　演習の締めは、三宅西商連会長がはしご車のバスケットに入り、空中から力強く地域協働による安全な街づくりを目指して安全宣言を行った。

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