補助73号線の延伸陳情 池袋西地区開発委員会 「街づくりに必要不可欠」
池袋西地区開発委員会の星明良委員長はじめ地元町会・商店会役員の皆さんが11月24日、豊島区役所を訪れて、西池袋・登記所通りの川越街道から先の池袋本町を貫く補助73号線の延伸(800メートル)を強く陳情した。また、区立勤労福祉会館以南の目白通りまでの早期着工も陳情した。
高野区長は「まず地元の賛同が大切。それを踏まえて進めてゆきたい」と答えた。これは29日の区議会一般質問でも村上宇一議員から取り上げられた。
補助73号線は本来、新宿西口小田急前の道路とつながると同時に十条駅西口、赤羽駅西口に至る道路だが、現在川越街道で中断している。下板橋の駅までの800メートルが完成すると、その先は一部完成しているので、中山道まで開通することとなり、広域避難場所に指定されている西が丘サッカー場が極めて近くなり、この完成により延焼遮断帯・救助活動・救援物資の輸送などに大きな機能を発揮することとなる。池袋本町地区の防災はもとより池袋という一大ターミナル駅の利用者の避難・帰宅経路の確保にもつながり、安全安心確保への効果ははかり知れない、としている。
長年にわたり池袋西口の街づくりに力を注いできている星委員長は「補助172、173が完成または完成の目前となり、地元としては高野区長にとても感謝している。震災対策の意味からもこの補助73号線の完成は池袋の街づくりに必要不可欠のもの。一日も早い着工をお願いしたい」と話している。
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