2011年11月

第2923号 2011年11月30日号


区内の子どもが集まった
 としまワンパクまつり


 戦後の子どもたちが健全に育つように願って、豊島区内に有る町会の「子ども会」が一堂に集い、子どもの為の『遊び』や『工作』を行う事で夢や希望を育んで欲しいと願い始まった「としま子どものつどい・ワンパクまつり」が今年も11月23日に39回目の集いが区内の多くの方々、企業の協力で開催された。今年も天候に恵まれ、2500名の子どもと其の家族が楽しんだ。

 同時開催の「チャリティーバザー」に多くのお母さんたちが駆けつけ被災地の野菜や果物が瞬く間に売り切れた。

 この催しは昭和45年、豊島区社会教育課と其の指導員であった釜井甲子氏、びわの実文庫の坪田キネ子先生など地域の有志で子供会を発足させ。多くの人々のご指導を頂き、加盟団体として地域子ども会、少年野球団体、ボーイスカウト等々29団体で始めたのです。

 1回目は1973年(昭和48年)大野政三氏を会長に千川小学校体育館で各団体の交流会などが行われた。2回目より外山英男氏を会長として1974年(昭和49年)豊島公会堂で歌と演芸などが行われ、1975年(昭和50年)には皇居東御苑博物館へのハイキングが行われた。1976年(昭和51年)には西口公園の「原っぱ」と呼ばれた場所で野外ゲーム等が行われ、その後現在の東京芸術劇場の建つ場所の「原っぱ」で「かかしコンクール」「おてもやん」「ピエロ」「ドラム缶ロデオ」など各種催しが実施されたの。

 14回目の1986年(昭和61年)釜井甲子氏が会長となり、18回目の1990年(平成2年)からは長橋 弘氏が指揮をとり区立総合体育場で「ちびっ子消防官」等が加わった。20回目の1992年(平成4年)には芸術劇場で、この当時としては国内でも大変に珍しい区民参加ミュージカル公演「今様元禄猿蟹合戦」が実施された、子どもも大人も夏休み返上で稽古に励んだ。21回目の1993年(平成5年)には「お巡りさんとミニパトカー」が登場。22回目1994年(平成6年)から90mの「金魚釣り」は人々に笑顔をもたらした。30回目には「熱気球体験」がコーナーに加わり、子ども達の人気が集中しました。

 32回目の2004年(平成16年)には再び外山英男氏が会長となり、日本で最初の盲導犬が現在の「アイメイト」で飼育され、訓練の一部が池袋の立教通りで行われ、そこから舞台やテレビドラマ等にも盲導犬が出演し、多くの人々に盲導犬の名前を知らしめた事を記念して、此の年から盲導犬の体験コーナーも開設。2005年(平成17年)100円カレーを始める。2006年(平成18年)東京土建豊島支部が参加、木工教室を開設。2007年(平成19年)警視庁騎馬隊の協力で子どもたちが乗馬も出来るようになった。37回 2009年(平成21年)と38回は長橋昌也氏が会長となり、今年の39回では会長に岩田甚一氏が就任東北方面の地震、津波の被害に遭われた方々のお手伝いが少しでも出来ればと考え、「被災地の産地直送野菜等の販売」をチャリティーバザーとして開催(チャリティーバザー実行委員長遠竹よし子)された。出店は宮城県アンテナショップ。ふくしま果実センターの協力で実現した。


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