百年記念「お山開き」 池袋本町氷川神社 朝顔市も人気
池袋本町の氷川神社にある富士塚で夏を告げる恒例行事「お山開き」が7月1日に行われた。
今年は池袋富士塚御鎮座百年記念にあたり、富士塚前に記念碑が建立された。この日午前に東池袋、池袋本町などの氏子総代会(小倉武雄会長)の皆さんが集合して、山内学宮司によってお山開き神事が行われ、正午から一般に開放された。日曜日と重なったこともあり沢山の親子連れが参拝していた。
氷川神社の富士塚は、さまざまな理由から富士山登山ができない人たちもこれに登れば富士山に登ったのと同じ霊験が得られるとして、明治45年6月に池袋月三十七夜元講によって築かれた。毎年7月1日が富士山頂の浅間神社の例大祭にあたり、平成9年の修復事業以後、お山開きが行われるようになった。豊島区内に残された数少ない富士塚の一つとして、また池袋地区の民俗信仰としても貴重なことから平成10年に豊島区指定史跡となり保存がはかられている。
また、これにあわせて地元では参道で朝顔市を開催。30日、1日と出店も出てにぎわった。今年で3回目。
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