故高野路子さん一周忌 400人集い、63年の足跡偲ぶ会
昨年7月に病床のうちに亡くなった高野之夫豊島区長の妻、故路子さん(享年63歳)を偲ぶ会が7月7日七夕の日を選んで池袋西口・ホテルメトロポリタンで催され、400人を超える友人、知人が出席、この日のために編集された在りし日のビデオ放映など一周忌にあたりあらためて故人の足跡を思い返し懐かしんだ。
故路子さんは、永年幼児教育に携わり、各界の多くの友人、知人と親交があり、幅広い文化・教養を身につけた、高野区長の「秘蔵の知恵袋」ともいわれた方で、高野区長のすすめる区政、とくに文化政策に大きな影響を与えたといわれている。
高野区長は「このような素晴らしい偲ぶ会を開くことができて大変うれしい。高野路子の63年間の足跡を少しでも皆様に知って頂きたかった。いまの豊島区長という役職は路子なくしてはつとめられなかったというくらい大切な妻でした。心から感謝し、またあまりにも早い他界がいたましい」とあいさつ。また「高野之夫は育てられなかった、それが後悔です」という教育者らしい路子さんのユーモアたっぷりの言葉や、病床にあった昨年の七夕に路子さんが書いた「みんなが健康で幸せでありたい、幸せになろうね」という優しさにあふれた短冊飾りのエピソードなど出席者に披露された。
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