西池中の新校舎見学会 基本設計は保護者、住民の提言で
西池袋中学校(西池袋4-7-1)の新校舎が竣工し、2学期から新校舎で授業を開始するが、新校舎の見学会が8月26日(日曜日)13時から15時までの間で実施される。見学希望の場合は、上履き持参の上、当日直接西池袋中学校へ(申込不要)。
新校舎の特長は、温かみがあり、落ち着いて学習することができる木目調の内装と、体力の向上を図るための広い校庭があるところだ。また、地域交流の拠点としての開放施設の充実、断熱・保温効果も期待される屋上・壁面の緑化、区内の学校一の発電量となる太陽光パネル設置(40kW)、自然採光・自然換気設備など地域や環境への配慮を重視した。さらに、災害時には避難所として使われることを想定し、災害用マンホールトイレ、防災備蓄倉庫を整備している。
西池袋中学校は平成17年4月に道和中学校と真和中学校が統合し、真和中学校校舎を仮校舎として開校。平成21年度から基本・実施設計を行い、旧道和中学校跡地で新校舎の建設工事を進めてきた。
基本設計にいたるまでに、保護者や地域住民が「西池袋中の改築等を考える会」を設立し、平成20年3月に基本構想に関する提言書を区長へ提出。提言の趣旨を踏まえ、基本方針を「確かな学力、豊かな人間性、しなやかな心と体を育成する学校」、「安全で快適な信頼される学校」、「地域社会の拠点として地域に開かれた学校」として設計を行った。
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