9月1日から30日 池袋演劇祭開幕
舞台が回る 今ときめきの街――。池袋の秋を彩る恒例のイベント、池袋演劇祭が9月1日から30日の間、池袋周辺の会場で開催される。注目は豊島区制80周年記念の特別参加作品として9月1日から3日に南大塚ホールで公演される「トキワ荘の夏」(竹内一郎作・演出)。
この池袋の9月の恒例となった池袋演劇祭も今年で24回。昨年より参加劇団が増えて劇団55団体が参加し19会場で公演される。前回は47劇団、48演目、延公演回数279回、会場は16会場、そして観客数22,392人だった。
池袋周辺には、大小の劇場が数多くあり、昔から演劇活動が盛んだったことから、平成元年に「演劇の街・池袋」をアピールするため、池袋演劇祭の第1回が開催された。以来、毎年9月の1ヵ月間に豊島区内のさまざまな劇場で公演する劇団を公募による100人以上の審査員が審査し、大賞他各賞を選出・表彰するという他に類を見ない地域密着型の演劇祭として開催されてきた。回を重ねるごとに、地域はもとより各方面からの関心が高まり、今では地元をはじめ区内外問わず多くの人々に親しまれるイベントとして定着している。お問い合わせは豊島区舞台芸術振興会事務局(3985-0960)まで。
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