帰宅困難者対策訓練 参加者募集 11月30日、池袋駅周辺
豊島区は11月20日の午後2時から4時に、池袋駅周辺において大地震の発生を想定した帰宅困難者対策訓練を実施する。
豊島区帰宅困難者対策計画の取り組みの検証、住民への災害情報伝達手段の多様化実証実験(総務省消防庁)の実施、区と池袋駅周辺混乱防止対策協議会の役割分担及び機能の検証、首都直下地震帰宅困難者等対策協議会が示したガイドラインに基づく取り組みを実施する。
現在、この訓練に参加してくれる事業所、団体、個人の方々を募集している。参加者には、実際に池袋駅周辺に滞留し、震災発生時の行動ルールを体験してもらう。総数3,000名による訓練を予定。
訓練は、午後2時に東京湾北部を震源とした首都直下地震が発生し区内の震度は6弱、鉄道等の公共交通機関の運行が停止し、池袋駅周辺に多くの滞留者が発生したことを想定。滞留者に対して様々な災害情報伝達手段(緊急速報メール、デジタルサイネージ、SNS、区ホームページ、CATVなど)により情報提供を行い、「滞留者の帰宅抑制」から「一時滞在施設の確保と安全な移動」、「帰宅困難者受け入れによる一時滞在施設の運営訓練」、「帰宅支援」へつなげていく。
午後2時30分頃には災害情報伝達手段多様化実証実験として「防災情報伝達制御システム」を活用して、一時滞在施設等の周知を行う。一時滞在施設等には「池袋駅構内オレンジロード」、池袋駅東口側の「第一イン池袋」、「帝京平成大学」、池袋駅西口側の「ホテルメトロポリタン」、「東京芸術劇場」の5か所を予定している。
また、当日の午前中には、西武池袋本店、東武百貨店において、開店前にそれぞれ1,200名ほどが参加して、利用者保護及び従業員の一斉帰宅抑制訓練も行われる。ホテルメトロポリタンでも、午後2時から100名ほどが参加して同様の訓練を行う。
訓練には、家族、学校、企業、サークル等のグループ単位、個人の方でも参加できる。申し込みは、参加申込書に必要事項を記載し、11月12日までに、FAXで総務部危機管理担当課に送付、また、参加申込専用フォーム又は電話での受付も行っている。
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