豊島区から日本の元気発信 東京マンガ・アニメカーニバルinとしま
「トキワ荘」時代のマンガから「乙女ロード」などアニメが息づく豊島区で、多彩なマンガ・アニメ文化を発信する「東京マンガ・アニメカーニバルinとしま」が2月1日・2日に区民センターなどで開催された。
イベントのメインはマンガシンポジウムとマンガ・アニメを活用した街づくりに取り組む自治体など国内外18団体が参加して「全国マンガ・アニメ街おこし展示会」。
1日午前10時から「全国マンガ・アニメ街おこし展示会」会場の区民センター1階で開催されたオープニングセレモニーには高野区長と村上議長をはじめ、シンポジウムのコーディネーターの京都造形芸術大学教授の牧野圭一氏、手塚プロダクション代表取締役の松谷孝征氏、株式会社アニメイト代表取締役会長の髙橋豊氏が勢揃いし200人以上の参加者が集まった。
高野区長は「マンガ文化を大きく育てて、マンガ・アニメで日本を元気にしてゆきましょう。その発信をこの豊島区からできることはとても幸せ」とあいさつ。セレモニーの最後は、全国へのメッセージ「マンガ・アニメで日本を元気に!」のメッセージ読み上げ後に出席者全員で「エイ、エイ、オー」で元気にしめた。
1日、2日の街おこし展示には「水木しげる」の調布市はじめ「マンガとアニメのふるさと」の練馬区、石巻市、氷見市、高知県、さいたま市、秩父市、飯能市、春日部市、新座市、新潟市、金沢市、京都府市、境港市、玉野市など18団体が出展、豊島区からはトキワ荘協働プロジェクトが参加した。スペイン・バロセロナからも。それぞれ各地のオリジナルグッズの販売や来場者が一緒に楽しめるステージイベントなど楽しい企画でいっぱい、大盛況だった。
2日は牧野京大教授をコーディネーターにマンガシンポジウム「マンガ・アニメを街づくりにどういかすか」。パネリストは上田修三氏(京都国際マンガミュージアム事務局長)、岡田誠司氏(NPO法人KOBE鉄人ROJECTプロデューサー)、木村仁氏(株式会社 街づくりまんぼう執行役員・総括部長)、原口直子氏(株式会社 水木プロダクション代表取締役)、宮脇修一氏(株式会社 海洋堂代表取締役)、高野豊島区長。ほか神谷明氏によるトークイベントやプロによる紙芝居公演、マンガ教室、中池袋公園でコスプレイベントも。
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