2013年2月

第2977号 2013年2月13日号


食品衛生の確保向上
 豊島区民の"食"を守る
 食協創立10周年祝う


 豊島区民の食の安全を守る豊島区食品衛生協会(岩堀親彌会長)の創立10周年記念式典と祝賀会・新年会がB2月5日午後2時から池袋西口のホテルメトロポリタンで高野区長はじめ御小池百合子衆議ら来賓多数を迎えて盛大に開催された。

 この日を一番に心待ちにしていた岩堀会長は体調をくずして欠席。岩堀会長からのあいさつが次のように代読された。

 岩堀会長あいさつ

 この十年を振り返り見ますと、流通の広域化・国際化により多種多様な食品が大量に出回る時代を迎え、国民の食生活は豊かで快適なものとなりました。しかし、イギリスを起源とするBSEの国内での発生や、輸入牛肉を国産と偽装した事件、中国産冷凍ほうれん草の残留農薬問題、中国製ダイエット食品による健康被害など、様々な問題が発生し、国民の食への信頼は大きく失われることとなりました。これを契機に平成十五年には食品安全基本法が創設されるとともに、食品衛生法の大改正が行われ、我々食品事業者は、食中毒の発生・防止にとどまらず、食品の安全性の確保のためにさらに積極的な役割が期待されるようになってまいりました。

 こうした時代におきまして食品衛生の確保向上にいささかなりとも貢献できましたのは、ひとえに池袋保健所並びに協会本部のご指導と、役員、会員皆様のご支援ご協力の賜物であり心から感謝申し上げます。

 また、不肖私が、初代会長として無事に創立十周年を迎えられますことは、誠に身に余る光栄であり、改めて責務の重大さを感ずるものでございます。

 肉の生食や過熱不足による腸管出血性大腸菌やカンピロバクターによる食中毒の多発など、様々な問題が発生しております。

 当協会は、これらの諸問題に対応すべく、食品衛生の確保向上を目的とした諸事情を遂行しつつ、総合的な自主管理体制の確立を図り、今後とも安全で安心な食品を提供し、区民の健康増進と豊島区に集う人々の快適な食環境の実現に寄与すべく、会員一同努力して参ります。


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