開花予想クイズ ソメイヨシノ「駒桜」
日本の春を淡く彩るソメイヨシノ。発祥地「豊島区駒込」では、開花日を予想するクイズが行われている。昨年の開花日は4月2日だったが、今年はいつになるのか…?
ソメイヨシノは、江戸末期から明治期にかけて、旧染井村(現在の巣鴨・駒込周辺)の植木職人が品種改良を重ねたことで誕生し、葉が出る前に一斉に花が咲く美しさなどから、全国に広まったと言われている。
この「そめいよしの桜開花予想クイズ」は、より多くの人に駒込のソメイヨシノに注目してもらいたいと平成23年に始まり、今年で3回目を迎える。昨年は、応募者318名中、正答者は20名だった。クイズの基準樹木は、区立駒込小学校の校庭にある「駒桜」と呼ばれるソメイヨシノだ。
このソメイヨシノは、昭和27年(1952年)に、同小の学校図書館の完成にあわせて植樹された数本の中の1本で、昭和59年(1984年)に、当時の児童会によって、「駒桜」と命名された。
長い間、子どもたちの成長を見守ってきた「駒桜」は、今も威風堂々と鎮座し、地域の象徴として周辺の人たちに深く愛されている。クイズは、この「駒桜」のいずれかの枝に5輪以上の開花が認められる状態を観測できる日を当てる。はがきに開花予想日、郵便番号と住所・氏名、年齢、電話番号を明記し、3月15日(金曜日、当日消印有効)までに「駒込2-2-2駒込地域文化創造館『そめいよしのさくら開花予想クイズ係』」へ郵送する。もしくは①門と蔵のある広場 ②駒込地域文化創造館 ③染井銀座商店街サービスセンター にて配布している応募用紙に必要事項を記入し、①~③に設置している応募箱に投函しても可。開花宣言は、「駒桜」の開花日翌日に駒込地域文化創造館ホームページ、および豊島区観光協会ホームページで発表される。
正答者の中から抽選で選ばれた人へ、平成25年4月7日(日曜)に染井吉野記念公園で行われる「染井よしの桜祭り」会場で特賞、さくら賞が贈られる。そのほかの正答者にも記念品を贈呈。
観測は毎週日曜日の午後1時頃、3月17日からは毎日されるが、基準樹木のある駒込小学校校庭には一般立ち入りは出来ない。
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