電車の見える公園オープン 「いのちの森」植樹祭も
池袋本町に新公園「池袋本町電車の見える公園」(池袋本町4-41、清掃車庫跡)がオープン、3月20日に「公園開園式・『いのちの森』植樹祭」が開催された。
この日は地域の方々を中心に約500人が公園に集まり、地域の方々による太鼓の演奏が会場を盛り上げた。高野之夫豊島区長は「この公園が、地域の皆様から愛され、『みどり』を通じた繋がりを持てる憩いの場となり、非常時には防災性の高い公園として機能するよう、目指していきたい」とあいさつ。
公園のオープニングセレモニーとして、ハサミを持参した人が全員参加した「みんなでテープカット」が行われた後、参加者によって、苗木は次々と植えられ、植樹は約1時間で終了。植樹の指導に当たったのは横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏。
植樹後は、区全体に緑を広めるために四季を感じることのできるイロハモミジの苗木が参加者に配付された。まちづくり活動に関するパネル展示や町会による豚汁のお振舞いもあった。
豊島区では、平成21年度より、まち全体に緑のムーブメントを起こすことを目指して「『グリーンとしま』再生プロジェクト」として、大規模な公園や緑地がなく、緑を確保するのが難しい豊島区を区民と協働で、3年間で全区立小・中学校や区内施設、公園や児童遊園に計27,700本の植樹を行ってきている。今まで植樹した木々は、地域に育てられ成長し、豊島区を緑豊かな街並みにかえるだけでなく、環境学習や教員への研修会にも活用されている。この日のいのちの森植樹祭はこのプロジェクトの一環として行われたもので、同公園内に約1,700本が植樹された。
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