新しい桜の名所へ サンシャインシティ開業35周年 サンシャイン広場に植樹
池袋のランドマークとして来街者に親しまれ、開業以来、豊島区、池袋の発展に大きく貢献してきている池袋東口の(株)サンシャインシティ(鈴木誠一郎代表取締役社長)は今年で開業35周年を機に、専門店街アルパ屋上のサンシャイン広場の植栽をリニューアル、新たな「桜の名所」を目指して桜の植樹を行った。
今回植樹された桜は豊島区駒込が発祥のソメイヨシノ。豊島区から寄贈された4から5年の若木8本と、またソメイヨシノは交配種であることから「ソメイヨシノのお父さんであるオオシマザクラ1本とお母さんであるエドヒガンザクラ1本、それに35周年記念をして花に関する種々イベントのなかで知り合ったという福島・矢祭町から戸津辺の桜(福島県天然記念物指定、樹齢500年、樹高17.5メートル、のエドヒガンザクラ)の実生の苗木1本で、サンシャイン広場隣の東池袋公園にも同時に植樹された。今回植樹された桜の若木が成長してサンシャインシティが豊島区の桜の名所として賑わうことが期待される。
この桜植樹記念セレモニーが3月25日お昼に鈴木社長、高野区長、斉木観光協会長それに戸津辺の桜を守る会の青砥吉次会長、染井銀座商店街の高埜理事長ら関係者等多数が出席して行われた。鈴木社長は「桜の銘木・ソメイヨシノはこの豊島区で誕生したということもあり、サンシャイン広場を新しい桜の名所にしたいと考えていました。この桜の若木が大きく成長して訪れる人々の心を和やかにしてくれるよう、皆さまに温かく見守っていただきたい」とあいさつ。高野区長は「駒込染井の桜が豊島区、池袋のシンボルともいえるこのサンシャインシティにお嫁入りいたわけです。これにより豊島区がソメイヨシノのふる里としてますます元気になることでしょう」、また青砥会長は「福島の復興と豊島区と矢祭町を結ぶ絆の桜として愛されることを祈念します」。斉木環境協会長の発声により、染井銀座のブランド酒「染井櫻」で鏡開きでが行われた。
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