としま・ぐりんエコ宣言 企業、団体募集
豊島区では、「としま・ぐりんエコ宣言」を行う企業や団体等を募集している。
これは、区内で省エネ・節電対策や緑化に取り組んでいる企業等に自社の取り組みを宣言してもらうことで、区をあげて省エネ・節電対策に取り組もうというもの。「としま・ぐりんエコ宣言」の「ぐりん」とは、「緑=グリーン」から連想したもので、「緑多い快適なまちへ」という思いが込められている。区としては、省エネ・節電対策を事業者、区民、自治体が一体となった取り組みとしてアピールしていくことにより、豊島区全体の行動へとつなげていく意向だ。
この事業は昨年度より実施しており12事業者が登録した。本年度の第1号は(株)ビックカメラ、続いて昨年度も登録のあった西武百貨店池袋本店、パルコ池袋店、サンシャインシティといった大型店から特別養護老人ホームゆたか苑、ファミリーマートなど、多種多様な事業者がエコな取り組みを宣言登録している。本日現在、9事業者が登録済みとなっている。取り組み内容は、「社有車のガソリン使用量の削減」や「LED照明化の推進」、「緑のカーテン設置」など事業者によってさまざま。区は引き続き募集を呼びかけている。
宣言登録には、「としま・ぐりんエコ宣言 届出書」へ取り組み内容など必要事項を記入し、会社概要とともに、環境政策課へ提出(宣言に数値目標を掲げる場合は、その根拠資料も添付)。登録をした企業等には、区から宣言証を発行し、取り組み宣言の内容を実行してもらう。宣言の有効期間は、届出年月日の属する年度末まで。
エコ宣言を行った企業等は、区報や区ホームページにて取り組み内容を紹介する。さらに、宣言達成に向けた取り組みが特に優れた企業等には、感謝状を贈呈する予定だ。
区担当者は、「昨年度は12の事業者登録があったが、今年度はさらに輪を広げ20事業者以上に宣言登録いただけるようPRに努めています。集客施設などでは、宣言登録証を掲出いただくことで、来店、来場者へのPRにもつながり省エネ機運が維持されていくことが期待されます」と話している。
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