2013年6月

第2994号 2013年6月26日号

大念珠に願い込めて
　巣鴨・真性寺の伝統行事

　巣鴨・真性寺の約300年続く伝統行事である「江戸六地蔵尊百万遍大念珠供養」が6月24日、ご利益を求める老若男女約500人の参詣者が詰めかけて行われた。

　午後4時半、江戸六地蔵尊の前で鳥居慎誉住職による厳かな法要が約30分あった後、境内に用意された会場で念珠回し。鳥居住職と長島真檀家総代、地元町会・商店街など関係者が念珠の輪の中央に座し、鳥居住による「南無阿弥陀仏」の念仏と鐘の音で開始。

　参加者はこの念仏にあわせて27メートルの大念珠を時計回りにゆっくりと回しご利益を願った。すぐそばには子ども用の念珠回しが行われ、付添いのお母さん、お父さんも多く大賑わい。5時半過ぎには終了。お供物のお菓子が参加者全員に配られて、伝統の行事は終了した。

　前日23日夜は足立区商連会長、地元区議、周辺の町会長らが出席して前夜祭が行われた。

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