安心の街へ 繁華街一斉立入検査 豊島消防署 地元商店街の皆さんも
豊島消防署(荒井弘署長)は7月4日、池袋駅東口の繁華街一斉立入検査を実施した。
今回は、第五消防方面内(豊島区・北区・文京区)の消防職員、豊島区職員、警視庁生活安全課員、池袋警察署員と合同の10個班46人体制で大型店舗や飲食店等が入った商業ビルの階段や廊下、通路等の避難施設の維持管理状況を重点に検査を行った。
検査には、池袋東口美観商店会(服部洋司会長)が立入検査に同行。豊島消防署と同商店会は、防火意識の向上や災害発生時の対応力強化を目的とした「地域の防火安全対策強化の推進に関する協定」を平成23年に締結しており、商店会の方が検査に同行することで、地域における防火意識向上に役立てた。
査察員は、建物の階段・廊下等に火災の際に避難の障害となる物品のほか、ダンボール等の可燃物が放置されていないか、点検箇所を絞って厳しくチェック。結果、ダンボールやビールケースなどを階段、廊下に置いていた事案12件の違反を確認し、すべて同日中に是正の確認をした。
豊島消防署では、今後も都民の皆様が安心して建物を利用できるよう、関係者の防火指導にあたり、人命安全の確保に努めていくとしている。
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