外国人向け池袋ガイド発行 池袋インバウンド推進協力会
海外から日本へ来る旅行者向けの池袋エリアガイドブック IKEBUKURO GUIDE BOOK 2013(英語、中国語二種=簡体字・繁体字、韓国語)が完成した。
企画、発行は池袋インバウンド推進協力会。同会はアジア圏の観光客、特に中国の観光客向けに各企業が連携し池袋エリアの知名度強化を図るため平成22年に発足。現在、東武百貨店、西武池袋本店、サンシャインシティ、ビックカメラ、東急ハンズ、丸井、ルミネ、プリンスホテル、ホテルメトロポリタンの他、ショップなど55団体が参加している。
ガイドブックはB5サイズ24ページで全ページカラー。池袋をサンシャインシティ、サンシャイン60通り、東口、西口の4つのエリアに分けて紹介。池袋の利便性を広くアピールするとともに、アジア圏の観光客の買い物ニーズに応えるため「家電製品」「化粧品」「衣類」「アニメ」「文房具」や、旅行者からの問い合わせが多いラーメン店、アミューズメント施設の案内、観光情報も入れ、あらゆるニーズに対応できる魅力的な池袋を紹介している。更に、飲食店や入場料の割引などの特典情報も盛り込み、池袋での滞在をより充実したものにできる内容となっている。平成23年に豊島区が実施した「来街者動向調査」によると、豊島区を訪れた外国人は、韓国・中国で約70%、次いでアメリカ(約13%)となっており、これらの方々の利用を見込んでいる。
ガイドブックは海外旅行博やJNTO事務所等で日本への旅行を検討している外国人へ直接配布する他、参画ホテルのロビー、(社)豊島区観光協会、東京都観光情報センター等にて無料で配布する。
同協力会によるガイドブックの作成は今年で2年目。昨年好評だったため、今月サンシャインシティにオープンしたテーマパーク「J-WORLD TOKYO」などの最新の情報を更新して発行した。同協力会では「海外の旅行博で配布すると反響がすごい。このブックで、新宿や銀座に負けない池袋の魅力を海外のお客さまにお伝えできるはず」と話している。
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