2013年11月

第3010号 2013年11月06日号


新庁舎では土日開庁
 総合窓口システムの導入も


 新庁舎移転後の豊島区役所は土日も午前9時から午後5時まで通年開庁になり、いつでも開いているから便利・安心で、区民交流の場となる――。

 豊島区は27年5月の新庁舎への移転にむけて、業務の見直しなど着々と準備をすすめているが、このほど新庁舎における休日開庁の基本方針をまとめ、30日の定例区長記者会見で発表した。

 高野区長は「現在建設中の新庁舎は、先端技術やIT技術を駆使した防災対応や区民サービス提供が365日可能となる庁舎として整備される。このため新庁舎で行うサービスは区民にとって最高の満足度を保証するものでなければならない。その一環として、新庁舎で行う休日開庁の検討では、3階と4階の住民記録や福祉など区民に身近なサービスについては、現行の日曜窓口から取扱業務を大幅に拡大したうえで、原則として毎週土日を開庁するなど、他自治体に類を見ない高いレベルの休日対応を目指す」としている。

 新庁舎での土日の開庁では区民に身近な窓口で平日取扱業務の約70から80%をカバーする最大160業務を実施する。3階には転入届や出生届等79業務を扱う総合窓口を新設、総合窓口システムを導入することで、様々な手続きがこれまでのように各窓口を回ることなくワンストップでできるようになる。現在の日曜窓口の取り扱い業務が34であることからもその便利さが期待できる。

 4階は福祉総合フロア。平日業務120のうち生活支援、高齢者支援、障害者支援の3ゾーンに分かれて82業務を行うとしている。

 この総合窓口化に実現に向けて、もてなし力アップのために2000名の全職員対象に25・26年度に接遇研修を実施する。

 また区では土日開庁で約30人が庁舎に出勤することで災害時の初動体制強化につながるとしている。ちなみに区内在住職員は全職員全体の16%の321人、うち災害対策要員は35人。

 人件費を含めた開庁経費、職員組合との兼ね合い、職員のスキルアップなど解決しなければならないことも多い。


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