2013年11月

第3010号 2013年11月06日号


地元テレビのあり方
 としまテレビ番組審議会


 としまテレビの番組審議会が10月17日に池袋西口のリビエラ東京で開かれ、「1年間のコミュニティチャンネルを振り返って」をテーマに地元テレビの明日に向けて建設的な意見が出された。

 出席者は委員長の高埜秀典氏(豊島区商店街連合会副会長)、副委員長の阿部裕治豊島新聞社代表取締役はじめ委員の斎藤賢司氏(豊島区都市整備部部長)、吉村辰明氏(豊島区議会議員)、渡邊裕之氏(渡邊建設㈱代表取締役社長)、田中真理子氏(豊島区文化商工部生活産業課長)、長橋けい子氏(豊島区民一般)、それに豊島ケーブルネットワークから足立勲代表取締役、吉澤真一営業本部長、金城秀夫放送部長、竹ノ谷秀政放送部課長、安藤千賀さんらが出席した。

 各委員等の意見は次の通り。

 ○阿部:としまテレビ制作スタッフが地元に溶け込み非常に良い印象。今までケーブルテレビ局員の顔が全く見えなかった。地域メディアの顔がはっきりした意味は大きい。日曜日の朝は編成の勝負。編成を見直すと同時に「ウイークリーとしま」が金曜日更新でよいのか?日曜日朝更新を検討してみては?

 ○吉村:平成7年に長野県諏訪市のケーブルテレビへ見学。豊島区のケーブルテレビ誕生を待ち望んでいた1人。議会でも賛否あったが自身の中でケーブルテレビへの思いは強い。竹ノ谷・安藤は、身近に感じどこの現場でも笑顔で非常に嬉しいしありがたい。議会のライブ中継も現在議会検討会で動いている。議会も今後ケーブルテレビと連携し良い形になりたいと思っている。以前区役所にモニターがあった。新庁舎には予定しているのか?

 ○渡邉:以前に比べると非常に良くなっていると感じている。一般的に日曜日の朝が良い番組がない。民放と競争という観点で日曜日の朝が勝負、戦略的に。CMなど地元企業への営業をしてはどうか。ケーブルテレビに出ているという満足感があるのでは?民放が見るものがない時こそケーブルテレビの存在意義がある。制作スタッフは地域に溶け込んでいる。商店街の番組は評判が良い。撮影日時を告知し、商店街会長が宣伝してもらえるように、野次馬的な人が集まるようになったらよいのではないか。そういう盛り上げ方が大切なのではないかと思う。ケーブルが商店街を取材しているという声は最近聞くようになった。商店街の番組は毎回見ている。とにかく以前に比べて番組は良くなっている。日テレの天気予報のように「場」が必要。毎回 豊島公会堂の前で放送するというような仕組みを作ったらどうだろうか。そこにいくとテレビに映るということが重要。「映りたい」という方は多いのではないか。

 ○長橋:商店街の番組にコンシェルジェとして参加し、ケーブルテレビ自身を身近に番組を感じるようになった。自分が関わっているという意識が重要ではないか。身近な情報から人に優しいネットワークが出来たらよいと思う。コンシェルジェレポーター女子大生の評判は良い。

 ○田中:商店街の番組は毎回見ている。多局でも同じような番組があるなかで人柄がでるとしまテレビの番組は良い。店は「人」なので個性的な巣晴らしい店主を紹介されると店に行きたくなる。

 ○斉藤:昨年は80周年の事業をよく取り上げていただき非常に力強かった。記者会見は区長が力を入れている事業なので毎回の放送は非常に助かる。商店街の番組は「継続は力なり」。放送実績を見るだけで圧巻。かなりのエネルギーがいることだと感心している。区民が活動している様子などを取り上げてもらえると活動自身の幅が出来てよい思う。
 また、防災関係はケーブルテレビと連携していきたい。災害情報システ ムに関しては防災課長に話をしておく。

 ○高埜:区商連加盟の商店街を全て取材は大いに期待したい。各商店街の中にも光っている商店街ある。他の商店街の方も参考になる。ケーブルテレビの加入者がコミチャンを見ている人が少ない。使いやすい、見やすいが大切。ケーブルテレビ取材者の顔が見えると協力したくなっている。防災に関してはケーブルテレビは非常に重要。日曜日の朝の編成は非常に重要。今年は実行して欲しいと思う。

 ○吉澤:日曜日の朝の活用度は自主放送なので可能。よくリサーチをして放送していくことは非常に大切。

 □全体講評・足立:放送の顔が見えない局だったのでまずは、存在を知ってもらう。以前は放送体制がまとまってなくてロスが非常に多かった。商店街ロケも簡単に出来るものではなく人と人との繋がりを作って初めて出来ているもの。これからは認知度を高めながら新庁舎にサテライトスタジオを作り、区と連携して情報を発信していく予定。防災の情報もすぐに出せるようにしたい。
 高齢者はつまらないからテレビはいらないという声が多い。高齢者にも楽しんでもらえるような番組や、地元活性化に向けて地元商店の紹介などに力を入れていきたい。放送は新体制にし、新人を入れて活性化させる予定。レポーターは地元の方を重視し。テレビ加入者をどう増やしていくか。日曜日「としまテレビ」の象徴になる番組が放送できるようになったらよい。
 ショップチャンネルも見直し、その放送の間に地元の情報を入れられるようにしたい。区民に喜んでもらえる番組づくりに今後も力を入れていく。


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