2013年11月

第3011号 2013年11月13日号


木密地域解消等について
 東商豊島支部が予算要望


 各団体等から来年度予算への要望が出されているなか、区内の産業界をリードする東京商工会議所豊島支部(鈴木正美会長)は、①東京都「木密不燃化10年プロジェクト」の推進、②都市の価値を高める再開発の推進、③豊島区内の中小企業の育成支援――などあげている。

 なかでも①東京都「木密地域不燃化10年プロジェクト」の推進については次のように要望している。

 特定整備路線の整備推進

 災害から東京の都市機能を守るため、副都心池袋が立地する豊島区内の整備は指定地域の中でも最優先されるべきであり、豊島区は、区内の特定整備路線候補区間及び申請予定の区間について、東京都へ早急な着手・完成を促すよう図られたい。また、その際には副都心として都市計画道路に共同溝を埋設するなど無電柱化推進を図られるよう要望します。

 木造住宅密集地域改善に向けた不燃化特区の整備推進

 先行指定地域の東池袋四・五丁目地区については、早期着手に向け東京都との連携強化を図るようお願いいたします。また、指定を待つ池袋本町地区及び今後申請予定の地区につきましては、早期指定の実現に向けて東京都への働きかけをお願いいたします。さらに、整備推進に際しては候補地域住民への情報提供やきめ細かい支援を行い、早急に着手する体制を整えられるよう要望します。

 公共入札における区内中小企業への発注割合の拡大

 地元中小企業の経営基盤の安定・強化に向けた支援として、また雇用創出の観点から、特に、災害時でも緊急対応が可能な区内中小企業への発注割当てを一層増加するよう最大限の配慮を図られるよう要望します。

 分離・分割発注を積極的に進め区内企業に優先発注するなど、大胆な公共入札制度の見直しを行うようお願いします。

 請負工事等の品質確保及び適正な施工確保のためにも、適性価格で発注するようお願いします。

 また、豊島区再開発のこれからの目玉ともいえる、造幣局周辺地域の活用については、耐震性・耐火性に優れたコンベンションセンターの建設の検討を要望している。諸外国の大都市に比べ東京都はコンベンションセンターの数が少ない状況にあり、このセンターをサンシャインシティとともに街の賑わいや経済効果を生む新たな拠点とし、地域活性化につなげたいとしている。


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