2013年11月

第3011号 2013年11月13日号


地場産業の育成推進
 鈴木東商豊島支部会長


 1期3年を終えて2期目の東商豊島支部の会長職に入った鈴木正美氏にお話をうかがった。

 ――まず1期目の3年間を振り返って。

 「自分自身の学習と会員企業の把握に努めつつ東商豊島支部の本文である地場産業の育成に取り組んできましたが、豊島区のかかげたセーフコミュニティの国際認証の取得と、2020東京オリンピック・パラリンピック招致に全力で取り組み結果を出せたことは会員共々とてもうれしく思っております」

 ――この成果をどう活かすお考えですか。

 「たしかに豊島区にはオリンピックの競技場などはありませんが、東京で唯一の世界標準の安心安全な認証都市である豊島区は東京を代表する誇るべき地域です。訪れるであろうたくさんの世界各国のお客様を、この安心安全都市である豊島区で、おもてなしの心でお迎えして街の発展に役立てていきたいですね」

 ――さて2期目ではどういったところに重点を。

 「まず商業、工業、金融、観光、建設、交通、情報、サービス、不動産と9つある分科会の充実をはかります。人事等はすでに手を付けましたが、この分科会が活性化することで、豊島区の産業界が強くなると思っています。やはり産業が強くならないと豊島区の発展はありえません。区内最大の総合経済団体として、この東商豊島支部が中心となって、豊島区の産業界を引っ張っていかなければならないと決意を強くしています」

 ――東商といえば豊島区が抱える課題である木造密集地区解消と、都市計画道路整備が期待されていますが。

 「その件については東商と都の都市整備局との間で2020年までに集中的に取り組むよう協定を結んでおります。東京オリンピックまでに70%の完成を目指します。近々、区内各種団体をあつめて事業推進協議会を東商豊島支部が中心となって立ち上げるよう準備をすすめているところです。このことで豊島区の環境を整えてオリンピックを迎え、観光客を受け入れたいですね」

 ――あらためて2期目の決意を。

 「私自身はこれからもぶれることはありません。明日のために提言していくという東商の役割をしっかりと認識して、会員のレベルアップをはかっていきたい。それとともに会員企業の直接的な発展も考えていきたい。また区民レベルで東京豊島支部への理解が足りないように思えるので、広報活動に力を入れて広くわかりやすく区民向けに我われの活動のPRにも力を入れてゆきたい。今後とも皆様のお力添え、ご理解をよろしくお願いいたします」


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