「銀河鉄道の夜」上映 4月3・4日、区民センター文化ホール 劇団ムジカフォンテの集大成
劇団ムジカフォンテが賢治作品に挑戦――。区内の様々なイベント等で活躍の目立つ劇団ムジカフォンテ(知久晴美代表、池袋本町)の春休みファミリーミュージカル・宮澤賢治原作「銀河鉄道の夜」が4月3日、4日に東池袋の区民センター文化ホールで上演される。
「賢治作品は難しいといわれていますが、私なりに異空間の中で彼の求めた幸せへの旅をわかりやすく表現しました。出演者も大人から子供まで多彩な顔ぶれでバラエティたっぷり。ぜひお父さん、お母さん、お子さんご一緒に観て賢治の世界を楽しんでいただきたいですね」と脚本・演出を手掛けた知久代表。上演スケジュールは3日14時、19時、4日13時、18時。前売り2500円、当日3000円。豊島区、豊島区教育委員会、としま未来文化財団、としまNPO推進協議会、としまユネスコ協会、明治大学校友会豊島支部が後援している。
劇団ムジカフォンテは豊島区を拠点に25年間活動しているミュージカル劇団。昨年3月に豊島区制80周年事業として区民から出演者を募り豊島区の歴史を語ったミュージカル「朝の光のその中で~80歳のいけふくろう」は、幅広い層から支持を得て、区内外から絶賛の声があがった。劇団では、それをきっかけにイベント出演や区内各施設で積極的にボランティア公演を続けてきたが、「今回の『銀河鉄道の夜』上演はその集大成」と劇団員一同、連日の稽古に一層熱が入っている。
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