「夢」の街をデザイン ささえ手
オリジナルエコバッグ
「こんなまちがいいな」をエコバックにデザイン――。防災をはじめユニークな街づくり活動を行っているNPO法人「ささえ手」(斉藤美和子代表)は、このほど地域の人たちが自分の住んでいる街づくりの「夢」をマップとしてデザインした「夢のエコバッグ」を作製、高松三丁目町会関係者を中心に無料配布している。
「ささえ手」は昨年秋から防犯活動に防災の視点を入れながら、安心して暮らせる地域づくりを推進、今回のエコバックはその活動の成果でもある。街の人を募って、まず地域で改善したいところ、素敵に思えるところなど、ポイントをマッピングしながら、チームでまち歩き。防災の視点を入れ、消火器、消火栓の位置もチェック。そのマップをもとに、スタンプラリーを開催。人が集まりやすいように、防災訓練とお餅つきをセットにして開催、その中にスタンプラリーをイベントとして組み込むなどの工夫も。スタンプラリーで、多くの住民にまち歩きで作成したマップを披露し、その際、どんなまちにしていきたいかを一言メッセージにて収集。それらの意見をまとめてマップをつくり、エコバックにデザインした。
これらの活動に積極的にかかわったのが、高松三丁目町会。消火栓の位置を自分たちで探しながらまち歩きをしたおかげで、雪の時にもすぐに消火栓の雪かきが出来たという。こうした積み重ねが安心して暮らせる地域を作っていく。
ささえ手は、東京都子供見守りチャレンジ提案事業の助成を受けている。
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