ビジネスフェア「四の市」
巣鴨信金本店で10回目
巣鴨信用金庫（田村 和久理事長）が、この地域で生まれている事業をひとりでも多くの方に知っていただきたいと、本店3階ホールで開催している、すがもビジネスフェア「四の市」が5月14日の開催で10回目となり、3千3百を超える人出でにぎわった。
巣鴨信金では、巣鴨を訪れる来街者のために、今から23年前の1991年から「4」の付く縁日に本店の3階ホールを休憩所「おもてなし処」としてお茶やお菓子を用意して無料開放しているが、「四の市」は、その「おもてなし処」の集客力と、殆どがシニア層という巣鴨ならではの強みを活かして、地域事業者が持つ、シニア向け商品・製品・サービスの情報発信として活用したいとスタートさせた事業で、年2回開催している。
これまで「四の市」に出店した事業者の商品が総合専門小売業や大手書店での採用につながったり、大丸東京店デパ地下の常設店に出店できるきっかけにもなったという実績もある。
同金庫の國分廉三S-biz副部長は「会場前の9時より100名行列ができ、終日入場規制させていただくにぎわいでした。10回を数えた今回は、自転車や健康靴など、より元気な生活をお手伝いする高額な商品に人気が集まりました。地域百貨店やスーパー等バイヤーの方もお越しいただき、四の市会場でご成約が決まった出店先もあり、来場されたお客様、出店された当金庫のお取引企業の皆様に喜んでいただけたのではないかと実感しております。今後も出店された皆様と職員が一体となって情報発信を行い、販路拡大のお手伝いをさせていだだき、お買いもの楽しむお客様、出店者様の皆様のニーズにお応えできる“四の市”を開催して参ります」と話している。
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