元全日本バレーボール代表 山本選手が一日校長 区立朝日小
元全日本男子バレーボール代表山本隆弘選手が9月19日、豊島区立朝日小学校の一日校長先生として、講演やバレーボール実技指導など全校児童(123人)と交流を行った。
都内の公立学校にオリンピアン・パラリンピアンを派遣し、児童・生徒との直接的な交流の機会を設け、オリンピック・パラリンピックの理念や価値を理解し、スポーツへの関心を高め、夢に向かって努力したり困難を克服したりする意欲を培うことや、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を踏まえ、大会の開催に向けた気運の盛り上げに貢献することを目的とし、東京都教育委員会が主催して実施している事業。
全校児童が集まった体育館に元全日本男子バレーボール代表山本隆弘選手が登場すると「うわー」と山本氏の背の高さの驚きの声がまず上がった。朝日小学校の加藤勲校長から山本氏の紹介があった後、山本氏から子どもたちに講話が行われた。講話では、山本氏が中学生になってからバレーボールをはじめたきっかけやときには挫けそうになりながらも、オリンピックに出場する夢をあきらめずに努力し続けたことなど、バレーボーラ―としての生き方や全日本男子バレーボール代表選手時代のエピーソードが語られた。子どもたちからは「オリンピックに出場したときは、どんな気持ちでしたか?」「どれぐらい練習したのですか?」「身長は、1年間にどのくらい伸びたのですか?」と、次々と質問が出た。
講話の後、各学年に分かれて、バレーボールの実技指導が行われ、実際に山本氏が見本を見せるたびに子どもたちや参観している保護者から大きな驚きの声が上がった。実際に山本氏の打ったボールをレシーブした子どもからは、「ボールが速くて、重かった」「元オリンピック選手の打ったボールをレシーブできてうれしかった」という感想が聞かれた。
加藤勲校長は、「子どもたちが、ますますスポーツに興味や関心をもち、運動が好きになることや夢に向かって努力することの大切さと素晴らしさに気付いて欲しい。そして、将来、東京で開かれるオリンピックに出場することを目標とし、努力する子どもがたくさん出て欲しい」と語っていた。
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