2014年10月

第3052号 2014年10月29日号


国際アート・カルチャー都市へ
 800人集め説明会、“駅”力説く


 豊島区が国家戦略特区により目指そうとしている「国際アート・カルチャー都市」の説明会が10月22日午後6時から豊島公会堂で行われ、約800人が参加した。

 豊島区は「国際アート・カルチャー都市」への取組みの第1弾として6日に「国際アート・カルチャー都市プロデューサー」発表会及び記者会見を行ったが、この説明会は、その第2弾として、首都圏第2位となる池袋の「駅力」をテーマに、「国際アート・カルチャー都市づくり」のハードの街づくりを中心に、講演、パネルディスカッションが行われた。

 まず渡邉副区長から「国際アート・カルチャー都市の実現に向けて」と豊島区の取り組みや将来に向けての報告がなされたあと、千葉大の太田勉教授・原洋平非常勤講師から「池袋の駅力」、日本大学の岸井隆幸教授「オリンピックに向けた池袋の都市再生」の講演があった。「駅力」という新しい観点の紹介、また各国のオリンピックに向けた都市づくりの実例など語られた。

 そのあと、岸井教授をコーディネーターに、豊島区の11人の国際アート・カルチャー都市プロデューサーからチーフプロデューサーの前田三郎キョードー・ファクトリー代表取締役と鈴木美湖読売新聞東京本社メデア局編集委員の2人と、上野貞行JR池袋駅長、渋谷センター街のエリアマネージャーの村木美貴千葉大大学院教授らでパネルディスカッション。それぞれ池袋に対する思いなどが語られたが、池袋についてはほとんど知識がないという村木教授のまずはあらゆる角度から地域を細かく診断して問題を共有して地域のコンセンサスを得るというエリアマネジメントの手法が新鮮だった。

 最後に高野区長から新庁舎完成にむけて、ますますの文化による街づくりへの熱い思いが語られ、高揚した雰囲気で幕となった。


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