2014年10月

第3052号 2014年10月29日号


ミスター大塚、荻村さん偲ぶ会
 ベルクラに3百人集う


 ミスター大塚、またミスター大塚阿波踊りとして親しまれ、大塚の街づくりに長年にわたり大きな貢献を果たした故荻村和一郎氏を偲ぶ会が10月19日夜、大塚南口のホテルベルクラシックで約300人が参集して開催された。

 会場には賑やか好きの荻村さんらしく花いっぱいの見事な祭壇、中央に笑顔の荻村さんの大きな遺影。発起人の高野区長、足立区商連会長、石川区商連事務局長、菊池大塚商栄会会長、林サンモール大塚商店街理事長らが並ぶなか、参列者一人一人が次々と献花して故人を偲んだ。

 菊池氏から故人の功績などが紹介されたあと、足立発起人代表から偲ぶ会開催の経緯など語られ、高野区長らから次々と思い出や感謝の言葉がおくられた。駆けつけた荻村さんの長男からも素顔の個人のエピソードが紹介された。途中、故人を偲ぶ映像の放映や、故人が26年間にわたり実行委員長をつとめた大塚阿波踊りから有志が元気いっぱいの阿波踊りを披露した。

 また、荻村氏が今年5月に自営の「フルーツおぎむら」を閉店する際にお店に張り出した文面を紹介する。

 「55年の長きに亘り大塚の皆さんのご支援お引き立てを賜りまして誠に有り難く心より感謝おん礼を申し上げます。店主、高齢に加え、体力が限界を超え閉店を決意しました。皆さんと日々楽しく幸せな商人(あきんど)人生でした。毎度ありがとうございました

 26年5月15日 荻村和一郎」

 なお、この文面はこの日参列者一人ひとりに配布され、故人への思いをなお一層強くさせた、ありがとう荻村さん…。


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