としま“音楽成人式” 新成人は2,321人
「2015としま『成人の日のつどい』」が1月12日午後1時から池袋西口の東京芸術劇場で開催された。豊島区の成人式は、平成3年からオーケストラや合唱団などの演奏を行う“音楽成人式”で新成人の門出を祝っている。
豊島区の新成人は平成6年4月2日から平成7年4月1日生まれの2,321人(日本人:男性903人 女性884人、外国人:男性296人 女性238人)。参加者は986人(男性521人、女性465人)。
式典では、始めに、今年5月にオープンする新庁舎やこれからの都市構想等をまとめた映像「国際アート・カルチャー都市 豊島区」が上映された。その後、高野之夫豊島区長が「現在は、グローバルな共生を目指した地域社会の発展を図る時代。的確に対応できる豊かな人間性と国際的な感覚を身に付けて」と新成人にメッセージを送った。
「誓いの言葉」を読み上げる新成人代表の岩﨑史歩さんは、本番前「言葉の一つ一つを皆さんに聞いてもらえるように心を込めて読み上げたい」と緊張した面持ちで意気込みを語り、本番では、同じく新成人代表の谷山剣士郎さんと「これからは、恩返しの意味も込めて地域・社会に貢献していきます」「人に対する感謝と、丁寧に生きていく気持ちを忘れることなく、温かみのある人になります」などの内容を、成人として立派に読み上げた。
後半は、豊島区吹奏楽団による、行進曲「威風堂々」や「アナと雪の女王」等の演奏が会場を包み、曲に合わせてリズムを取ったり歌詞を口ずさむ新成人もいた。
»» BACK
|