“オープンカフェ” 池袋東口グリーン大通り
池袋駅東口の「グリーン大通り」でオープンカフェが5月1日から6月28日までの2か月間実施されている。
昨年10月22日から11月11日の3週間、同じ場所で今回同様のオープンカフェの社会実験を行われたが、「子どもがいる人には利用しやすい」「ぜひ来春も社会実験をやってほしい」と利用者や出店協力者等から好評だったことから、5月7日の新庁舎オープン記念と、6月13日~28日の間、新庁舎内で開催される「アートオリンピア2015」にあわせてグリーン大通りの歩道両側で再開することになった。
今回の実験では、グリーン大通りの歩道5箇所8店舗前にオープンカフェを設置。新緑が映える歩道空間に24台のコーヒーテーブルとオレンジ色のチェアを72席配置し、沿道の店舗よりテイクアウトして飲食が楽しめる開放的な都市空間を演出。また、土日に開催するマルシェでは、一日20ブース、期間中に、約360のブース枠を用意しているが、70を超える事業者より出店希望が寄せられており、すべてのブースがフル稼働する見込みとなっている。
区内外から広く出店者が集まったが、区内からは、「としまビジネスサポートセンター」で事業を展開する中小企業者のほか、地元立教大学学生による特産物販売、障害者団体によるクッキーや手作り木工品の販売が予定され、東急ハンズ、アニメイトといった池袋副都心を代表する企業群もグリーン大通りに軒を連ねる。ほかにも、秩父市や那須烏山市、宮城県といった交流都市からの出店があり、土日ごとに店構えと品揃えが変わる多種多様な歩行者空間をあつらえる。
前回、要望の多かったアルコール飲料を提供するとともに、マルシェで商品を購入者に、オープンカフェの割引サービスを行うなど、出店する店舗間の連携強化も図っている。
現在、サンシャイン60通りに集中しているにぎわいを池袋駅東口全体に面的に広げるため、地元町会・商店会やまちづくり団体などが中心となって、池袋東口の機運を街ぐるみで盛り上げていくことを目的としている。
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