社明「区民のつどい」 豊島公会堂満席の盛況
法務省の主唱する第65回社会を明るくする運動「区民のつどい」が7月12日午後1時半から東池袋の豊島公会堂ほぼ満席の約800人が参加して開催された。主催は豊島区推進委員会で委員長が高野区長、実行委員長が高埜秀典豊島区保護司会会長。
社会を明るくする運動とは、すべての国民が犯罪の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場で力をあわせ、犯罪のない明るい社会を築こうとする全国的な運動で、今年も7月を強調月間として、①犯罪や非行のない安全・安心な地域社会を築くための取り組みを進めよう、②犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支えよう――の二つを行動目標に掲げ、犯罪や非行をした人たちの就労支援を重点事項として全国で運動が展開されている。
区民のつどいは第1部がセレモニーと小中学生の作文コンテスト表彰・発表。高野区長、村上宇一豊島区議会議長、三田教育長らが次々あいさつ、東京保護観察局長からのメッセージも寄せられた。作文コンテストは「いのち」「社会を明るくする運動」をテーマに毎年、区内小中学生から募集されているもので、今年は小学生911点、中学生672点から次の小・中学生各7人が表彰された。
【小学生の部】▽推進委員長賞=俣野さくら(さくら小)、▽常任委員長賞=牛山せな(長崎小)、▽優秀賞=吉村あやか(巣鴨小)、仲濱史織(長崎小)、吉田龍平(目白小)、▽記念大会賞=木内樹杏(千早小)、清水日向(駒込小)
【中学生の部】▽推進委員長賞=小林優祈(西池袋中)、▽常任委員長賞=鵜浦真愛(千川中)、▽優秀賞=半田綾美(駒込中)、権田真梨(千川)、中枝のえる(西池袋中)、▽記念大会賞=阿部桃子(西池袋中)、田代心海(明豊中)
第2部は豊島区で生まれ育ち25年の歴史を持つ劇団「ムジカフォンテ」の演劇公演。ムジカはこのところ区のイベント等ですっかりお馴染みで、この日は知久晴美代表の演出で、生きることや命をテーマにした宮澤賢治作品「銀河鉄道の夜」をオリジナルミュージカルとして公演。区内の子供たちが公募で参加、その熱演は集まった人たちから大きな拍手をうけた。また高野区長も校長先生役で出演、大うけだった。
豊島区推進委員会は警視庁、東商豊島支部、東京都薬物乱用防止推進豊島地区会協議会、豊島区、豊島区環境衛生協会、豊島区教育委員会、豊島区更生保護女性会、豊島区商店街連合会、豊島区青少年育成委員会連合会、豊島区町会連合会、豊島区BBS会、豊島区保護観察協会、豊島区保護司会、豊島区民生・児童委員協議会、豊島区小学校PTA連合会、豊島区中学校PTA連合会からなっている。
»» BACK
|