恒例「すがも朝顔市」 高岩寺では東北復興支援こけし展
恒例の「すがも朝顔市」が7月2日から4日まで巣鴨地蔵通りで開催された。主催は巣鴨地蔵通り商店街振興組合(木﨑茂雄理事長)。平成20年から毎年7月2、3、4日に開催し、今年で8回目を迎えた。
販売会場となった「とげぬき地蔵尊高岩寺境内」「中山道待夢前」には、日本朝顔や、宿根(しゅっこん)朝顔、曜白(ようじろ)朝顔、桔梗朝顔など色とりどりの朝顔約2,000鉢が所狭しと並べられた。鉢植えは1鉢2,000円から2,500円で販売され、朝顔1鉢購入につき、同商店街の200円お買い物券1枚がサービスされた。会場には早朝から多くの方が訪れ、にぎわいをみせていた。
また、朝顔市にあわせて、高岩寺では灯籠こけしの展示でおなじみの境内隣の信徒会館で、「東北地方復興支援・伝統こけし製作実演」が6日まで行われ、宮城県白石市の弥治郎系伝統こけしの新山実さん、新山真由美さん、吉野稔弘さんらの工人による制作実演など披露され、5日間とも雨だったが、期間中約2500人が来場。若い女性が多く、弥治郎系の人気の高さがあらためて浮き彫りになった。
高岩寺では平成23年に伝統こけし愛好家の医師・逸見和子氏(故人)からコレクションの一括寄贈を受け、伝統こけし全11系統の常設展示をはじめ、東北大震災の復興支援のため7月の朝顔まつり、11月の菊祭りにあわせて、東北からこけし工人を招いて制作実演イベントを開催しており、今年で7回目。
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