“教育としま”着々
豊島区教育大綱策定
豊島区教育大綱を策定、インターナショナルセーフスクールへの取り組みを拡充――。豊島区は7月8日、第2回総合教育会議を開催し、豊島区教育大綱を策定した。
教育大綱は、「改正地方教育行政法」の4月1日施行を受け、地方公共団体の長が、その地域の実情に応じ、教育に関する総合的な施策として定めるもので、この日、教育委員会と協議、調整し、高野之夫区長が策定した。
豊島区は教育振興基本計画「豊島区教育ビジョン2010、2015」がスタートしており、この計画の目標や施策の根本となる方針が大綱に該当していることから、同基本計画を大綱に位置付けた。
計画期間は平成22年度から31年度までの10年間。今回の大綱位置付けにあたり、同基本計画の前期5年間に当たる教育ビジョン2010の成果と課題を引き継ぎ、教育ビジョン2015には「インターナショナルセーフスクール（ISS）の拡充」「幼小中一貫教育の推進」「コミュニティースクールの実施」を新たな施策として追加する。「ISSの拡充」は、WHO（世界保健機構）セーフコミュニティ協働センターが安全な学校づくりのための仕組みが確立され機能していると認めた学校に与えられる国際認証の「ISS」を全小・中学校で取得してくとしている。
今年度、朋有小学校がISS再認証、富士見台小学校がISS認証取得を目指しており、さらに、仰高小学校、池袋本町小学校の申請書を提出した。
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