豊島消防団に新入団員 学生団員の新制度もスタート
7月22日、豊島消防署内において豊島区から樫原防災危機管理課長、帝京平成大学から小関教授ら列席のもと、学生消防団員に対し、特別区学生消防団活動認証状交付式並びに、入団辞令交付式が行われた。
現在、豊島消防団には帝京平成大学をはじめ、3つの大学から計22名の学生団員が入団し、活躍しているが、今回交付された特別区学生消防団活動認証制度は、学生が消防団員として社会貢献に努めた功績を評価し、東京消防庁消防総監が認証する制度として、今年4月から始まった。
初の活動認証団員として、帝京平成大学の学生団員4名に対し小泉豊島消防署長から認証状が交付された。認証状の交付を受けた学生団員は、「学生生活を過ごした豊島区で、地域に貢献する活動が出来てよかった。現在、就職活動を行っているが、今後もこの経験を活かしていきたい」と充実した感想を話していた。続いて新入団員辞令交付式が行われ、今年度入団した学生団員18名のうち13名が参加した。
片桐消防団長から辞令交付を受けたのち、団長、署長からそれぞれ「消防団員としての心構えと、若い力に期待します」という熱いメッセージを受け、学生団員達は職責の重さを自覚するとともに、「少しでも、地域の人達に貢献したい」「積極的に自分の知識を増やし、自分達の手で困っている人を助けたい」と決意を新たにした。
豊島消防団は、多くの学生団員の入団により、5年ぶりに団員220名を確保、若い活気ある力と熟練の卓越した技術の融合した、新生豊島消防団の今後の更なる活躍が期待される。
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