未来遺産登録うけて
雑司が谷の歴史を聴く会
日本ユネスコ協会の未来遺産登録をうけて、すっかり街づくりの注目スポットとなった感のある雑司が谷。9月25日には豊島区主催で「雑司が谷の歴史を聴く会」が区役所1階のとしまセンタースクウエア―で開催され、南池袋小学校の5、6年生130人をあわせて約300人が参加、雑司が谷の語り部らの話に熱心に耳を傾けていた。
この日の語り部は豊島区図書館専門委員で、本紙遺跡ところどころの執筆者、伊藤栄洪氏と、郷土史研究家で「雑司が谷いろはかるた」の製作者の矢島勝昭氏。両氏がそれぞれ20分ほど講演、そのあと両氏に近江正典法明寺住職、平井憲太郎としまユネスコ協会代表理事をくわえてシンポジウムが行われた。司会はとしまユネスコ協会の城所信英さん。
子どもたちもノート片手に熱心に聞入っていた。語り部の質問に挙手で答える場面などもあったが、大人と同等の講演では、単語など理解できないところも多かったようすだった。
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