2015年10月

第3096号 2015年10月21日号


国交大臣賞などW受賞
 第8回大塚バラ祭り開催中


 豊島区のバラの見ごろといえば都電大塚駅と都電向原駅までの沿線。地域の人たちが丹精込めたバラが楽しめると評判となっている。

 今年第25回「全国花のまちづくりコンクール」国土交通大臣賞と第35回「緑の都市賞」奨励賞をダブル受賞した大塚のバラによる街づくり。いま南大塚都電沿線協議会が主催する「第8回大塚バラ祭り」が開催され、見ごろを迎えた色とりどりの秋バラを楽しむことが出来る。

 「大塚バラまつり」は、地域商店街や地域住民によって始まったまちづくりの取組みだ。かつて都電荒川線の大塚駅から向原駅までの区間は不法投棄や違法駐輪の目立つ地域だった。そこには20数年前に植えられた約100本のバラが残っており、これらを育てることで景観の美しいまちにしようと南大塚都電沿線協議会が平成20年に発足。現在は地域ボランティアの手によって約500品種700株のバラが植えられている。

 こうした取組みが評価され、南大塚都電沿線協議会は第25回「全国花のまちづくりコンクール」国土交通大臣賞と、第35回「緑の都市賞」奨励賞を受賞した。「全国花のまちづくりコンクール」は花のまちづくりを国民的な市民運動として普及、定着させるために、全国各地で取り組まれている花や緑による優秀な活動を顕彰するコンクール。1904件の応募の中でトップとなる「花のまちづくり大賞」(国土交通大臣賞)に輝いた。「緑の都市賞」は、緑豊かな都市づくり・まちづくりを目指し、緑の保全・創出活動に卓越した成果を上げている団体や企業等を顕彰するもの。

 バラ祭りは、10月18日(日)にオープニングセレモニーが南大塚地域文化創造館で行われ、今年春に募集された「第4回フォトコンテスト」の表彰式も開催。なお、入賞作品は同館にて現在展示中だ。10月24日(土)~25日(日)にはJR大塚駅前で行われる「商人まつり」にも「大塚バラ祭りブース」が登場し、様々なバラの苗が販売される。

 南大塚都電沿線協議会の小山健会長は「皆様のご支援・ボランティアの方々の協力により今回の賞をいただくことができました。ありがとうございます。これからも美しい沿線、素敵な大塚になるよう、楽しく活動して参ります」と話している。


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