2016年1月

第3104号 2016年1月01日号


トキワ荘通りお休み処
 来館者3万人突破セレモニー


 手塚治虫、藤子不二雄(A)、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫らのマンガ家が、青春時代を過ごしたアパート・トキワ荘のあった南長崎の散策拠点として平成25年12月15日にオープンした「トキワ荘通りお休み処」(南長崎2-3-2)の来館者数が10月で3万人を突破し、12月13日に、開設2周年及び来館者3万人達成記念セレモニーが開催された。

 同館の運営管理には今年4月からとしま未来文化財団があたっている。午前10時から午後5時まで(最終入館は午後4時30分)。毎週月曜日は休館(祝日の場合は翌火曜日休館)。 当日は10月に3万人目となった渡辺いくえさんをはじめご家族も出席、高野区長から区のグッズ、高野理事長から財団グッズ、足立会長から協働プロジェクトグッズが贈られると、「休日、車で通ったので寄ったのですが、まさか3万人目なんて。ラッキーですね。これからは、マンガ文化の素晴らしさをPRしていかねば」と喜びを語った。トキワ荘通りお休み処前で、3万人目のファミリーとともに、足立トキワ荘通り協働プロジェクト協議会会長、高野区長、村上区議会議長、河原区議らでくすだま割りも。

 また、記念イベントとして「南長崎まち歩き~トキワ荘マンガ文化スポット巡り~」も30名が参加し開催された。まち歩き後の懇親会で、何人もの方々から「いつも通っているのに、改めて説明を聞くと、この南長崎には、素晴らしいマンガ文化の財産があり、誇りに思う」というコメントがあった。

 同館では現在、「はばたけ!マンガ家のたまごたち展」を開催している。これは、「紫雲荘・活用プロジェクト」が支援する「マンガ家のたまご」計4名にスポットを当て、現在までの活動や影響を受けた作品などをパネルで紹介するというものだ。「紫雲荘・活用プロジェクト」は、かつて赤塚不二夫が暮らしたアパート・紫雲荘の部屋を、マンガ家を目指す若者「マンガ家のたまご」に提供し、街ぐるみで応援するという事業。現在は2期生2名が入居し、プロマンガ家を目指し制作活動を行っている。

 なお、開設2周年を記念して平成28年1月23日には紫雲荘の特別公開が行われる。赤塚不二夫が実際にマンガを描いていた部屋を見学するチャンスと注目されている。


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