持続発展都市へ施策続々 担当課長新設・公募、秩父市とCCRCなど
持続発展都市対策をテーマに1月20日、高野区長の月例記者会見が行われ、「女性にやさしいまちづくり担当課長の新設」「豊島区版CCRC構想の推進」「国際アート・カルチャー都市実現に向けた推進体制」「まち・ひと・しごと創生総合戦略の新展開のための4者協定」について高野区長から発表されたあと、各担当課長から説明がなされた。
高野区政は、「消滅可能性都市」の名指しを逆手に取り、積極的に施策を推し進め豊島区の魅力を内外にアピール、注目を集めているところだが、その施策は①女性にやさしいまちづくり、②高齢化への対応・地方との共生、③日本の推進力、④まち・ひと・しごと創生総合戦略等業務提携・協力――が大きな柱となっている。
①については新年度から女性にやさしいまちづくり担当課長を新設、民間から人材を募集する、任期は3年、専門的知識・経験を持つ、②は特養の整備を含めて定住・地方移住など意識調査を行うなど秩父市との間で検討を始めている、③については高野区政の掲げる文化政策のもと、国際アート・カルチャー都市として豊島区・池袋が世界に通じるよう「特命大使」という民間の大応援団をつくるなど着々と構想を進めているところだ。
④はそれらをふくめてソーシャルサービス事業者を資金面などでトータルサポートする体制作りで、豊島区と日本政策金融公庫、巣鴨信金、東京信金の4者で包括協定を締結するというもので、2月4日に締結式を予定している。
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