2016年2月

第3108号 2016年2月03日号


区高連“新春のつどい”
 見守りと支え合い
 希望もって社会奉仕活動


 高齢社会の中で健康に十分気を付けて支え合っていきましょう――。豊島区高齢者クラブ連合会(石塚知久会長)恒例の新春のつどいが1月27日昼、高野区長はじめ村上区議会議長、区関係部署の長ら来賓多数を迎えて約230人が参加して開催された。会場は池袋西口のホテルメトロポリタン、例年区外開催だったがはじめての豊島区内開催となった。

 第1部は式典。中島しづゑ副会長の司会で、竹野康二副会長が開会の辞。石塚会長があいさつに立ち、高野区政の取組みの確かさや高齢者クラブの現状・活動などを次のように語った。

 「急激に少子高齢化が進み、高齢者自身が高齢化社会を支える時代になってきています。高齢者が高齢者を介護する、いわゆる老々介護の悲惨さが社会問題になっています。在宅介護の問題や介護をしている人の心のケアを大事にしたいものです。介護をうけている人に虐待が起こらないように行政の皆さんと高齢者クラブ連合会が実践している『見守り支え合い』の『友愛実践活動』を続けるとともに身障者の見守り、子どもの事故防止に対しての見守りを続けていく所存です」

 「超高齢化社会が進むにつれて、労働力の減少や社会保障費の増大に、意欲のある元気な65から72歳ぐらいの高齢者が脳ry句を発揮して活躍の場を増やし、生涯現役社会の実現が超高齢化社会での労働力不足を乗り切るカギとなるだろうといわれています。介護現場での人手不足の担い手となることが高齢者の健康寿命の延長に役立つのではないだろうかと言われています。高齢者が支えられる側から支える側に回れば、人手不足の高齢者介護問題に変化も見えてくるだろうといわれています」

 結びに「互いに健康活動・友愛活動・奉仕活動・生きがい活動のなかで楽しく希望を持って社会奉仕活動に参加しましょう」と新年にあたって元気いっぱい呼びかけた。

 第2部の懇親会・お待ちかねの演芸披露。平雄二郎体育部長の発声で乾杯。司会は中島副会長と外山克己副会長。ステージでは竹野遊岳さんの吟詠、牧野きくさん、高木治男さん、小林慶子さんらカラオケ、小林幸栄さんの民舞、とげぬき鵬栄会のフラダンス、大塚延寿会の歌など各クラブの皆さんが披露、楽しいひと時を過ごした。途中、高野区長もステージに上がりカラオケ熱唱し出席者を喜ばせた。最後は役員、来賓が登壇、会場全員で四季の歌を合唱、坂居淳三副会長の閉会の辞でお開きとなった。  


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