西武、東武で期日前投票 今夏参院選にむけ、協定締結
デパートで期日前投票、投票者には買い物割引の特典もある?――。豊島区は、この7月予定の参議院選挙時に百貨店で期日前投票ができるようにするため、3月3日、両百貨店と「期日前投票所設置に関する協定書」の締結式とあわせて記者会見を豊島区役所で行った。
出席者は高野区長と、西武池袋本店の中島信一本店長、東武百貨店池袋本店の紫桃満之本店長、それに豊島区選挙管理委員会から副島健委員長、堀口謙職務代理者、丸山弘和委員ら。
18歳選挙権引き下げと併せて、投票環境の整備するもので、百貨店に期日前投票所を設置するのは全国で初めてとなる。投票所の設置される場所は、西武は7階フロア、東武は5階フロアが予定されている。
高野区長「両百貨店にこのような形で積極的に協力していただいて感謝しております。このことで区民の皆さまが選挙に関心を持ち、広く投票率のアップにつながることを期待します」
中島西武本店長「我われは地域とのつながりを重要としており、豊島区、高野区長のすすめる国際アート・カルチャー都市構想にも共感しております。百貨店としてこのような形で協力することができ嬉しく思っております」
紫桃東武本店長「私自身を考えても、わざわざ期日前投票に行くのは大変。お買い物のついでというわけではないですけど、駅近のデパートで投票できれば便利。積極的に協力したい」
記者会見では、若者と政治をつなぐ活動を行っているNPO法人YouthCreate代表の原田謙介氏が司会コーディネーターを務めた。
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