区役所、新人事でスタート 注目の女性にやさしいまちづくり担当課長
豊島区役所は4月の職員の人事異動のより、持続発展可能都市、国際アート・カルチャー都市構想の実現に向けて新たなスタートを切った。注目されていた民間からの公募による「女性にやさしいまちづくり担当課長」にはIT企業のマーケティングや広報の経歴をもつ宮田麻子氏(46)を登用。また渡邉浩司副区長の退任に伴い、新しい副区長に国交省から宿本尚吾氏(48)を 任命した(任期は、平成32年3月31日まで)。 水島正彦副区長とともに引き続き副区長2名体制で高野区政を支えることとなった。
【宿本尚吾氏プロフィール】
平成5年建設省入省 、平成21年9月国土交通省住宅局住宅生産課企画専門官 、平成22年4月同課住宅ストック活用・リフォーム推進官 、平成23年9月公益財団法人建築技術教育普及センター企画部担当部長、平成24年9月国土交通省住宅局住宅総合整備課企画専門官 、平成26年7月1日独立行政法人日本スポーツ振興センター新国立競技場設置本部企画調整役
豊島区は、新年度より「女性にやさしいまちづくり担当課長」を設置。女性にやさしいまちづくりを戦略的に推進し、豊島区のブランドイメージとして定着化を図るため、マーケティングやブランディングの経験も積んだ有為の人材を民間から登用。4月4日、豊島区庁舎で発令を行った。
発令を受けた宮田麻子担当課長は、「これまでの広報の経験を、地元である豊島区や人々の暮らしに役立てたいと思い、応募させていただいた。今回大きなチャンスを頂き、身のひきしまる思い。子育て支援などの福祉面のみならず、女性の起業支援や空き家のリノベーション事業など、女性の『働く』や『住む』など多角的な区の施策を展開、PRしていきたい。」と意気込みを語った。
高野之夫豊島区長は、「民間での経験を存分に生かし、縦横無尽に活躍していただきたい。」と期待を寄せた。
【宮田麻子プロフィール】
ニューヨーク州立大学卒業後、現地の機械メーカーに入社、のちに同社の日本法人に異動、マーケティング担当として調査、広報・宣伝、イベントなどに従事。その後外資系測定機器メーカー、半導体メーカーでのマーケティングコミュニケーション経験を経て、2003年よりマイクロソフト日本法人にて消費者向けおよび法人向けの製品・技術サービス向け広報や、企業広報全般(経営戦略、人事、社会貢献活動など)を担当。(社内表彰制度により社長賞など複数回受賞。2009年にはWindows 7発売PRの活動・成果が評価され、同社全世界の表彰プログラムにて最高賞を受賞。)
2014年に同社を退職後、おもにIT企業のマーケティング・ブランディング・コミュニケーション全般のコンサルティングのほか、政党広報アドバイザー、地方の観光業PR支援などを実施。46歳。豊島区在住。
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