“うまし、なつかし昭和” 西武池袋本店、ゴールデンウィークの目玉
西武池袋本店では、2020年に東京オリンピックの開催を控える中、かつてオリンピックに沸いた昭和30年代半ばの、町のくらしを映す味とカルチャーに、幅広い世代の方に触れていただこうと、4月29日「昭和の日」から5月5日の7日間、「昭和」をテーマにした催し『「昭和が来た!!」うまし、なつかし昭和ホリデー』が開催される。会場は西武池袋本店7階催事場。
街角で親しまれた有名洋食店やパーラーから、レトロなバーまで昭和の味を堪能できるイートインや、縁日を再現した食品物販など、催事場内に懐かしい味の横丁が出現。また「昭和のくらし博物館」監修による茶の間の再現からマジック、コントなど昭和の演芸実演やトークショー、当時の人気テレビ番組の特別VTRも披露。1,300m²の広い会場全体が昭和にタイムスリップ。昭和30~40年代に幼少期を過ごした世代だけでなく、若い世代にも新鮮さを感じる内容で、ゴールデンウィークの目玉イベントとなりそうだ。
■昭和の味
会場内では、戦後間もなくより今まで続く人気洋食店として知られるレストラン香味屋(根岸)のメンチカツ、ピザ専門店ニコラス(麻布台)のピザ、センターグリル(野毛)のナポリタンなど、昭和を代表する洋食イートインや実演販売を実施。デザートタイムには資生堂パーラー(銀座)、ルコント(南麻布)のフルーツケーキも楽しめる。さらに場内にはほろ酔い横丁を設え、トリスBARのロック・水割・ソーダ割で、昭和のサラリーマンになりきって、グラスを傾けることも。黄桜の昭和特別ラベルや電気ブラン復刻ラベルのお酒の販売もある。
物販ゾーンには、縁日や商店街を模したコーナーを設け、金太郎飴本店(根岸)の金太郎飴や、高木屋老舗(柴又)の草団子、会津屋(大阪)の元祖たこ焼きなど、昭和初期から変わることなく愛されてきた「旨いもの」やもう一度味わいたい復刻の味として不二家ミルキーの復刻パッケージ、オリエンタルのレトルトカレーの復刻パッケージも販売される。
■昭和カルチャー
①お茶の間再現(昭和のくらし博物館監修)、②懐しのシャボン玉ホリデー(小松政夫氏トークショー、特別VTR上映)③昭和の演芸(マジック、コント、紙切り芸など)、④昭和の遊戯(駄菓子屋レトロゲーム体験)④豊島区昭和の風景(豊島区郷土資料館所蔵の写真スライド上映)。
昭和のお茶の間は昭和のくらし博物館館長、小泉和子氏の監修により、会場内には昭和30年代半ばのお茶の間を再現。ちゃぶ台を囲み、家族そろって食事やテレビ・ラジオを楽しんだ団欒の場がよみがえります。テーブルと椅子に慣れた若い世代の方にも新鮮な、低い目線での暮らしに触れることができる。(写真は昭和のくらし博物館提供)
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