合同テロ対処訓練 目白警察署、豊島消防署等
目白警察署、豊島消防署等による伊勢志摩サミットに向けた関係機関合同テロ対処訓練が4月19日午後、ホテルメッツ目白前広場で行われた。
訓練には、目白警察署、豊島消防署を始め、豊島区、訓練会場となったホテルメッツ目白の従業員及びJR目白駅の駅員など総勢115人を超える関係者が参加した。
多くの人が行き交うホテル前で、化学薬品を使用したテロが発生したとの想定に基づき、ホテル従業員による110番通報、宿泊客等の避難誘導、駅員による駅構内検索・駅利用者の避難誘導、警察と消防による規制区域の設定、NBC(核・生物剤・化学剤)対策特殊部隊による負傷者救出救助、犯人の制圧逮捕など各種訓練が実施され、関係機関の連携強化及びテロ対処能力の向上が図られた。
訓練後、志村目白警察署長は「警察は勿論のこと、皆様一人ひとりが『まさか(テロはないだろう)ではなく、もしや(テロかもしれない)の発想』で危機意識を持ち、身近で不審な人物・車・放置物件等を見かけた場合は、ためらわずに通報して下さい」と参加者に呼び掛け、サミット警備への理解と協力を求めた。
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