衆院補欠選挙スタート 23日投開票、注目の東京10区
全国から注目を集め、これからの国政を占うともいわれている東京第10区の衆院補欠選挙が11日に告示された。地元の小池百合子氏が東京都知事になり衆議院議員を失職したことに伴う衆議院東京10区の補欠選挙。11日から12日間の選挙戦を経て、投票日は今月23日。
立候補者は、自民党の比例代表選出の現職で公明党が推薦する弁護士の若狭勝氏(59)、民進党の新人で元NHK記者の鈴木庸介氏(40)、諸派の新人で幸福実現党青年局部長の吉井利光氏(34)の3人。
都知事選挙で党の方針に反して小池知事を支援した「小池氏から後継指名を受けた」自民党の若狭氏と、社民、生活、共産など野党4党で一本化した民進党の鈴木氏とで激しい選挙戦が展開されることになるが、ともに豊島区民にとっては「初顔」。都知事選以来、5対9で区議団がしっくりいってない自民党の組織力を若狭氏が活かしきれるか。早めからの活動だったがいまだ知名度不足の感のある鈴木氏がどれだけ選挙民に訴えられるか。これからの選挙戦が注目されるところだ。ともに中央からの応援の顔ぶれも注目される。
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