ふくろ祭りフィナーレ 東京よさこい表彰式に小池都知事
第17回東京よさこいは小池東京都知事を迎えて最高の盛り上がりでフィナーレとなった。今年の東京よさこい大賞は「しん」(東京都)が5年連続で受賞、池袋の街は6千人超す踊り手で熱く燃え、池袋の元気を全国に発信した――。
豊島区最大の区民イベント「第49回ふくろ祭り」の後半が10月8日、9日、池袋駅西口を中心に開催され、とくに、いまでは全国から注目されるようになった「第17回東京よさこい」は9日の表彰式終了まで踊り手・観衆一緒になって大いに盛り上がった。主催は池袋西口の商店会等が中心になっているふくろ祭り協議会(岩田甚一会長、加藤竹司会長代行、有山茂明実行委員長)。
8日は「踊りの祭典」。ふくろ祭りではすっかりお馴染みのフラダンス、櫻川流江戸芸かっぽれ(目白道場など)、池袋やっさパレード(豊島区民踊連盟など)、佐渡おけさ(東京相川会、若波会)、沖縄エイサー(クイチャーパラダイス)、東京よさこい前夜祭などの踊り、西口のおりんさんらが出演の歌謡ショーで終日盛り上がった。
9日はふくろ祭り後半のメイン「第17回東京よさこいコンテスト」。心配された天候も持ち直し、北は北海道から、南はよさこい本場の高知県まで計107チーム、約6千人が参加。池袋駅西口周辺の5会場と目白駅前、大塚駅前、巣鴨駅前の区内8会場で競演が繰り広げられた。
コンテストの表彰式は午後6時30分から池袋西口駅前のアゼリア通りの特設会場で行われ、数千人の踊り手が見守る中、小池都知事から大賞(都知事賞)の「しん」に大賞旗が手渡されると、池袋西口一帯はお祭りムード最高潮。フィナーレはお馴染み加藤会長代行の掛け声を合図に、集まった数千人の踊り手たちで「どっこいしょ」の総乱舞。来年の再会を誓って元気いっぱいの踊りを披露した。
ふくろ祭りのもう一つの魅力が、池袋西口公園で同時開催された「豊島区友好都市観光物産展」。豊島区の交流都市が観光PRや自慢の特産品を販売し、祭りの盛り上げに一役買った。北は岩手県一関市、南は愛媛県内子町などが出店。特産品を求めるお客さんで二日間とも大いに賑わいだった。
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