大塚バラ祭り開催中 都電沿線に咲き誇る
都電「大塚駅前」停留所から「向原」停留所までの沿線を中心に、「第10回大塚バラ祭り」が10月16日から30日まで開催されている。主催は南大塚都電沿線協議会(小山健会長)。
かつて、都電荒川線「大塚駅前」から「向原」間の両脇の植え込みは、乱雑に植木鉢等が置いてあり、不法投棄や違法駐輪が目立つ空間になっていた。その一方で20数年前に植えたバラが100本ほど残っており、一部に、今では希少価値のあるバラの品種が植えてある所もあった。そんな沿線を、既存のバラを生かしながら、美しい花の風景を作り出し、「都電とバラ」が大塚の新しい魅力と地域コミュニティのシンボルになるようにと取り組みが始まった。毎月、第3日曜日の午前9時から、街の人々がともにボランティアとして、バラの植樹や維持管理に取り組んできた。その取り組みが報われ、昨年には、第25回「全国花のまちづくりコンクール」国土交通大臣賞と第35回「緑の都市賞」奨励賞をダブル受賞し、今では、500種710株の色とりどりのバラを楽しむことが出来る地域へと生まれ変わった。
春と秋には、同協議会主催による「大塚バラまつり」が開催され、来街者の目を楽しませている。
初日16日には、南大塚ホール(南大塚2-36-1)にて、オープニングセレモニーが行われ、今年春に行われた「第5回フォトコンテスト」の表彰式が行われた。入賞作品は同ホールに展示される。さらに、29日(土)~30日(日)には、JR大塚駅前で行われる「商人まつり」で「大塚バラ祭りブース」を出店し、様々なバラの苗も販売する。
»» BACK
|