自民・若狭勝氏当選 「豊島区、東京都、国の連携ガッチリ」
与野党一騎打ち、小池劇場の再現と注目を集めた東京第10区衆議院補欠選挙だったが、都知事選で自民党に反して小池支持にまわり一躍時の人になった、前任の小池都知事から後継指名をうけた自民党公認で公明党推薦の若狭勝氏が大差で民進党新人、鈴木ようすけ氏を下し当選、区民は小池都知事の今後に大きな支持を現した形となった。
投開票日の23日夜、選挙事務所となった池袋西口前ののとやビルには支援者の人数よりも多いのではないかと思うほど、たくさんの報道陣が詰めかけその時を待った。もちろん小池都知事支持の高野区長、区議の七人のサムライ、それに主要団体の長らも早くから詰めかけていた。
投票締め切り8時と同時に「若狭氏当確」の報、歓声が上がった。
高野区長は「東京の大改革、日本の推進力となるよう、大きく大きく若狭議員の活躍に期待したい」、小池都知事は「地域の皆様が東京大改革を小池百合子に進めろという、また地域のことは若狭に任せろという決断をしていただいたと思っております。これからも都、国、豊島区がしっかりと連携をとりながら素晴らしい地域、東京、日本にしていきたい。ありがとうございました」、若狭氏は「午後8時ちょうどの当確ということなり、東京10区の皆様のお礼申し上げたい。私を強く支持していただいたものと思います。まさしくこれから東京10区での私の政治活動が始まります。一層東京10区の皆様のために力を尽くしていきたい。高野区長のリーダーシップのもと都、国と連携して一生懸命頑張ります」と当選あいさつ。
もともと自民の地盤、当然といえば当然の結果だが、マスコミの騒いだ割には34.58%という投票率の低さ気がかり、両陣営の応援には小池都知事はもとより、安倍総理、新党首となった蓮舫氏など執行部が連日豊島区入りしても選挙戦は盛り上がらなかった。豊島自民党が都知事選以来まとまっていないことも影響しているだろう。そういえば福岡も割れていた。若狭氏の今後に期待したい。
◆10区開票結果()は豊島区分
若狭勝75,755(47,103)(自前)=当選
鈴木庸介47,141(29,712)(民新)
吉井利光2,824(1,579)(諸新)
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