2016年10月

第3142号 2016年10月26日号


鬼子母神お会式大祭


 秋の深まりを教えてくれる東京三大御会式のひとつで、豊島区指定無形民俗文化財でもある雑司が谷鬼子母神のお会式大祭が16・17・18日に行われた。今年は鬼子母神堂が国の重要文化財に指定されたということもあって例年にも増して盛り上がった。雑司ヶ谷地区が日本ユネスコ協会未来遺産でもある。

 メインである18日は、遠方からやってきた講社も参加して賑やかな練供養。52講社、約5千人が参加し、約30万人の見物客が見守った。高野区長、三田教育長、区幹部、としまユネスコ協会の皆さんも国重文指定の横断幕とともに練り歩き沿道の観衆を喜ばせた。

 大祭期間中、講社による万灯練行列が繰り広げられ、16日は地元万灯がそれぞれの町内を練り歩き、鬼子母神堂に参拝。各講社が集合した練り歩きは17、18の両日に行われた。

 17日は、お会式連合会主催による地元講社の練供養で、午後7時30分に護国寺近くの鬼子母神出現所に集合して、不忍通りから目白通り、鬼子母神通りの約2キロコースを練り歩いた。

 18日は午後7時に池袋駅東口前に集合した講社は、花火の合図でいっせいにスタート。明治通りから目白通り、鬼子母神通りのコースで万灯を掲げ、団扇太鼓をたたきながら練り歩くさまは見ごたえ十分だった。夜遅くまで軽快な太鼓のリズムにのって万灯の花飾りがゆれ、練供養に参加する人も見物人も、その場にいる人はみな陶酔感にひたり満足そうだった。そういえば昨年は近くで火災があって大騒ぎだった。


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