テーマは「谷端川の物語」 豊島区発のミュージカル 劇団ムジカフォンテが公演
豊島区の歴史がまた一つ楽しいミュージカルになった―――。豊島区を題材にしたオリジナルミュージカル公演でおなじみの劇団ムジカフォンテ(代表・知久晴美氏、池袋本町)の第4弾「あの川、その川」~谷端川の物語~が5月6日と7日、東池袋の豊島区立劇場「あうるすぽっと」で公演される。
今回作品のテーマの谷端川は、千川近くの粟島神社から大塚を抜けて神田川に流れる豊島区のメインとなる川。豊島区制のスタートした昭和7年から東京オリンピックの昭和39年にかけて暗渠化したが、きれいな小川だったころから汚染の進んでしまったこと、洪水があったことなど、まだまだ記憶に残っている方も多いはず。
「豊島区もかつてはきれいな谷端川や千川、弦巻川の流れていた自然豊かな地域でした。そこに生きる様々な人間模様を、ミュージカルを通して皆様にプレゼントしたいと思っております。あなたの知らない『谷端川』を楽しみ味わっていただけたら幸いです。劇場でお待ちしております」とたくさんの方の来場を呼び掛けている。
5月6日は午後2時からと午後6時からの2ステージ、7日は午後2時からで、チケットは3千3百円(前売り3千円)。全席自由。としま未来財団、豊島法人会、豊島新聞社、としまユネスコ協会、としまNPO推進協議会、「としまの記憶」をつなぐ会、南大塚ネットワーク、明治大学校友会豊島支部が後援している。
劇団ムジカフォンテは豊島区を拠点に活動しているミュージカル劇団で、2013年に豊島区制80周年事業として区民から出演者を募り豊島区の歴史を語ったミュージカル「朝の光のその中で~80歳のいけふくろう」は、幅広い層から支持を得て、区内外から絶賛の声があがった。また2015年には劇団設立25周年記念して豊島区のシンボルであるソメイヨシノ桜をテーマにしたミュージカル『ソメイの愛』~豊島区新庁舎落成をお祝いして~を公演するなど、地元の劇団として幅広く活躍している。
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