東アジア文化都市 第1回報告会に千人参加
国際アートカルチャー都市を掲げる豊島区にとって大きな挑戦、と高野区長が力を入れている2019年「東アジア文化都市」国内候補都市決定報告会が10月3日夜、池袋西口・立教大学のタッカーホールで開催され、1千人を超える区民らが参加して、豊島区の国際デビューにワクワク感いっぱいの報告会となった。また国内都市決定ステージとして元宝塚の娘役トップスター、月影瞳さんがゲスト出演して「としま未来へ」など熱唱、盛り上がった。
高野区長は「この第1回報告会が豊島区のスタート。2019年東アジア文化都市をしっかりと内外にアピールして、文化を中心としながら素晴らしい街づくりに邁進する豊島区を世界に発信してゆきます。オール豊島で頑張ってまいりましょう」と力強くあいさつ。
東アジア文化都市とは、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本、中国、韓国の3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベントなど実施し、相互理解、連帯感の形成とともに国際発信力の強化を目指すもの。これまで日本の開催地は横浜市、新潟市、奈良市、京都市、金沢市(来年)、そうそうたる自治体である。豊島区も2019年に1年間にわたって様々なイベントや交流事業を展開することになる。総予算は約5億円ほどだという。中韓の都市まだ決まっていない。
報告会では、近藤誠一・元文化庁長官・豊島区アートカルチャー都市懇話会会長の基調講演「東アジア文化都市として豊島区は何をなすべきか」、過去の開催都市の事業事例の紹介、高野区長による豊島区プレゼンテーションなど行われた。
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