迫力の「龍」菊形造り すがも中山道菊まつり
巣鴨の秋の風物詩「第25回すがも中山道菊まつり」が11月6日から眞性寺、高岩寺、大正大学さざえ堂広場の各会場などで開催され、各会場の丹精込めた色とりどりの1300の菊花が訪れた人たちの目を楽しませている。14日まで。
6日初日は青空さえわたる小春日和のなか、眞性寺会場でオープニングセレモニー。巣鴨地蔵通り商店街の木﨑理事長の開会あいさつのあと、主催者として実行委員長の鳥居眞性寺住職はじめ巣鴨信金、大正大学、来賓として水島副区長、足立区商連会長、鈴木東商豊島支部会長、森観光協会副会長、照内町会連合副会長らがあいさつ。近隣町会、商店街などたくさんの人たちが見守るなか、テープカットが行われ華々しく開幕した。
菊まつりで毎年注目されるのが、眞性寺境内に飾られる菊形造り。今年のテーマは霊獣「たつのこ太郎・・ハートをつなぐ龍」。今年も若手アーティストのつじむらゆうじさん、ささきさとみさんが製作を担当。また作品のハートをつないだ背景は学童クラブ「子どもスキップ仰高」の子どもたちが協力したもので、迫力、アート感ともにたっぷりの作品に仕上がっている。「第25回ということで、例年よりもカラフルで見ごたえ充分、これまでで最大の作品となっています」とつじむらさん。また隣にはたつのこ太郎が乗ってくる船が、ちびっこが乗れるように設置してあるなど、巣鴨らしい気遣いがにくい。
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